うつ病関連書籍のご紹介

うつ病かな?と不安になっている方、うつ病で苦しんでいる方、そんな方に役立つ書籍を、私が約40冊選書しました。随時更新していきます。ブログでは詳細をご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

 

【カテゴリー】

うつ病・双極性障害・適応障害・HSP

②メンタルヘルス

③精神科治療

④人生・自己啓発

⑤人間関係・仕事術

①うつ病・双極性障害・適応障害・HSP

◆『うつ病にならない鉄則―元気なうちに知っておきたい!』/西大輔(マガジンハウス) 

「うつ病予防」を目的とした本

 

 

 

おもに自傷、自殺未遂者への診療活動をしている精神科医の著者。

 

うつ病予防として、おもに「睡眠、食事、運動」の3つを取り上げている。

 

そして、うつ病の最大の予防では、自分に気づく「自分の専門家」になることだといいます。

 

うつ病かもしれないと懸念されている方にオススメです。

 

 

 

◆『いやな気分よ、さようなら―自分で学ぶ「抑うつ」克服法』/デビット・D・バーンズ (星和書店)

うつ病の定番本

 

 

 

うつ病の治療として有効とされている、注目の認知療法(考え方の歪みを治す心理療法)を紹介しているセルフヘルプ本

 

うつ病の本といえば、「超」がつくほど有名な本なので、本格的に学びたい方は読んでもいいと思います。

 

本格的な本なのですが、唯一の難点は、かなりの厚み(ページ数)があること。

 

うつ病の症状が重たい方にはヘビーかもしれません。

 

軽度の時や回復期に読むとベターだと思います。ちなみに、コンパクト版も販売されています。

 

 

 

オススメ◆『うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」』/下園 壮太 (日本評論社)

うつ病の仕組みと、「プチ認知療法」を紹介した本

 

 

著者は、陸上自衛隊の衛生科隊員。

 

うつ病になる仕組みが非常によくわかる。

 

また、自分で認知行動療法が試せるプチ認知療法がいくつか紹介されている。どれかひとつは参考になるのではないでしょうか。

 

文体が硬めのため、うつ病の方にはちょっとキツイかもしれませんが、一冊読むととても勇気づけられます。

 

うつ病で苦しんでいる方にへ、個人的に一番オススメする一冊です。

 

 

 


◆『女性のうつ病』 /野田順子(主婦の友社)

 

女性のうつ病に特化した本

 

 

男性の2倍の発症率といわれる「女性のうつ病」。月経、出産、育児、更年期などの性差がおもな原因とされている。

 

本書では、うつの種類、治療方法、病院の選び方、抗うつ薬、つきあい方などの基本知識が学べる。

 

「主婦の友社」から出版されているだけあり 、女性特有の症状などもくわしく書かれている。

 

ページレイアウトが目にやさしく丁寧につくりこまれているので、とてもここちよく読める。

 

女性特有のうつ病を調べたい方にはオススメです。

 

 

 

◆『うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい」』/堀江重郎東洋経済新報社 ) 

うつ病の裏に潜む「男性更年期」の治療法を紹介した本

 

著者は、順天堂大学医学部の教授。

 

 

男性のうつ病の裏には、「男性更年期」が潜んでいる可能性があるという。

 

そこで著者は、抗うつ薬で改善されない方には、ホルモン治療を強く勧めている。

 

ただし、日本のホルモン治療環境は遅れているため、一部の泌尿器科等でしか治療が受けらないそう。

(参考:「日本Men’sHealth医学会」メンズヘルス外来一覧http://www.mens-health.jp/clinic)。

 

色んな治療をしてもうつ病がどうしても治らない、そんな方は、可能性のひとつとして、一度調べてみるのもよいかもしれません。

 

 

 

◆『現役 精神科産業医が教える 「うつ」からの職場復帰のポイント

吉野聡,宇佐見和哉(秀和システム)

「うつ」から職場復帰を目指した本

 

 

現役精神科産業医が、治療期、リハビリ期、職場環境調整期、再発予防期と4つのステージにわけて解説。

 

復帰を目標としているため、療養の仕方、リハビリ、職場との連携などは特に詳しい。

 

職場復帰した人の事例もたくさん紹介されており、成功した事例と失敗した事例もあるため、生身の体験談から学べることもあるかもしれない。

 

うつ病克服と復職を目指している方にオススメの一冊です。

 

 

 


◆『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』/田中圭一 KADOKAWA)

 

うつ病を克服した体験談を集めたベストセラーコミック

著者自身のうつ病体験談も収録されている。有名人では大槻ケンヂさんも登場。

 

うつ病の導入知識はもちろんのこと、 うつ病を克服した人々の体験談のため、脱出するまでにどのような経過をたどったかがわかる。

 

文字を読むのがシンドイという方でも、手塚治虫風のユルいイラストのため非常に読みやすいと思います。

 

また、実際の体験談を知ることにより、うつ病の自覚がない方も、病に気づくきっかけにもなるでしょう。

 

うつ病で苦しんでいる方も、周囲の方も、負担なく読める一冊です。

 

 

 

◆『10代の子どものうつ病 症状と治し方』/新井慎一(西東社)

 

子どものうつ病の特徴と治療法が書かれた本 

 

 

うつ病で苦しんでいる子どもたちや、その家族向けた内容です。

 

うつ病の基本的な症状はもちろんのこと、学校や専門機関への相談の仕方、医療機関の選び方・関わり方などが細かく書かれています。

 

痒いところに手が届き、また見やすく、非常によくまとまった本です。

 

子どものうつ病専門の本は、あまりないので、貴重な本ではないでしょうか。

 

 

 

◆『敏感すぎる自分を好きになれる本』/長沼睦雄(青春出版社)

 

敏感すぎる気質「HSP」の正体と対処法をまとめた本 

 

 

著者は、HSP・エンパス研究所所長。

 

5人に1人はいるとされる「Highly Sensitive Persons」略してHSP(敏感すぎる人)。

 

なんだかよくわからず、他者の感情が入り込んできたり、ささいなことでビックリしたり、音に敏感だったり、そんな敏感すぎる自分の感覚を知るための本。

 

漫画も入っているため、堅苦しくなく、非常に読みやすい本といえるでしょう。

 

うつ病を抱えている方の中でも、このような気質の方が多いので、もしかしたら?と思ったら、ぜひ一度読んでみてください。

 

 

 


◆『うつ病の毎日ごはん』/解説:功刀浩,献立:今泉博文(女子栄養大学出版部)

「うつ病予防」に効果的なレシピ本 

 

 

科学的根拠に基づいた「うつ病予防」に役立つ食生活習慣、栄養面での注意点などを、具体的なレシピとともに紹介している精神科学者と管理栄養士の共著。

 

朝ごはん、缶詰、冷凍食品、おかず(魚、肉、野菜など)などで章立てられており、非常に見やすく、検索しやすい内容となっています。

 

行間にゆとりがあるため、文字が頭に入りにくい方でも読みやすいかもしません。

 

うつ病で苦しんでいるご本人も、そのご家族の方も役立つのではないかと思います。

 

 

 

◆『非定型うつ病 パニック症・社交不安症』/貝谷久宣(主婦の友社)

 

「非定型うつ病」を詳しく知る本

 

   

全うつ病の4割前後が「非定型うつ病」といわれている。

 

そんな非定型うつ病は、一般的なうつ病とは様子が異なり、「わがまま」「なまけもの」と誤解されやすい病気です。

 

この本では、誤解されやすい非定型うつ病が、どのような病気なのかということや、治療法などがおもに書かれています

 

また、効率で併発するとされる、「パニック症」と「社交不安症」についても、詳しく解説されています

 

非定型うつ病に関しては、あまり深く触れられていない本が多いのですが、こちらの本では、比較的詳しく解説されていると思います。

 

うつ病に関してさらに理解を深めたいという方には、オススメの本です。

 

マインドフルネスや、内観法、アサーションなど、治療に役立つ技法も詳しく掲載されているため、一冊の本としては非常に濃い内容といえるでしょう。

 

 

 


②メンタルヘルス

◆『そのままでいい』/田口久人(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

 

本を読むのもしんどいくらい辛い、でも何かにすがりたい、そんな時に読む本

 

 

インスタグラムで毎日一篇綴り続け、フォロワー数40万人を超えた著者。

 

1,000篇以上の作品の中から、人気のあった176作品を厳選した言葉集。

 

 

 

詩なので文字数も少なく、読む時の目の疲れがありません。

 

また、掌を広げたくらいのサイズで、とても軽く、軽快に読み進められます。

 

テーマは以下の6つ。

 

Ⅰ 人間関係について

Ⅱ 幸福について

Ⅲ 仕事について

Ⅳ 夢について

Ⅴ 恋について・愛について

Ⅵ 家族について

 

頭を使わず読めて、いろんなシーンの悩みを救ってくれる本です。

 

本当に体も心も疲れている時は、これくらいの本がちょうどいいと私は思います。

 

 

 

◆『3秒でハッピーになる名言セラピー』/ひすいこうたろう(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

コピーライターによる3秒で幸せになれるセラピーブック

 

 

70の名言を用いて、思考に変化をもたらします。

 

著者のひすいこうたろうさんはご存知の方も多いかもしれませんが、独特の感性をお持ちの方。

 

こちらの本でも、普段の生活では気づかない幸せに気づかせてくれる言葉がたくさん詰まっています。

 

文字も大きく、行間もたくさんあるため、うつ状態が重い時でも、読みやすいかもしれません。

 

人生がうまくいかなく、どん詰まりの時でも、ちょっとの時間で心がフワッと軽くなる、そんな一冊です。

 

 

 

◆『読むだけで心がラクになる22の言葉』/本田建(フォレスト出版)

 

不安や心配事をなくす22の言葉

 

 

 

著者は、ベストセラー作家の本田建さん。

 

影響を受けたメンターや偉人の言葉と本田さんの解説という構成。

 

誰にも相談できず、抑うつ気分、不安や心配ごと、困りごとをひとりで抱えこみ、負の感情に飲み込まれそうな時、ぜひ手にとってほしいオススメの一冊。

 

失恋、失職、破産、離婚、病気、そんな大きな問題に直面している方でも。

 

うつ病で文字を読むのがシンドイという方でも、この本はコンパクトサイズなので、調子がよければ2時間ほどて読めると思います。

 

 

 


◆『反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」』/草薙龍瞬KADOKAWA)

不安や怒りなど、あらゆる悩みを解決するブッダの考え方

 

 

無駄な反応をして心身が疲労してしまう方に向けた、冷静かつ合理的な仏教の教えを説いた本。

 

過去に執着せず、「いまここ」に意識を向けるための手法がたくさん収録されています。

 

仏教の考え方が漠然と描かれているわけではなく、認知療法に近い具体的なアクションまで落とし込まれているため、非常に即効性の高い心理療法と言えます。

 

職場や家庭などで、どうしても人間関係で過敏に反応してしまう方にはオススメです。

 

 

 

◆『ありがとう私のいのち』/星野富弘(学研パブリッシング )

 

負けない心、命の尊さ、親への感謝をテーマとした、心の渇きを潤わせてくれる詩画集 

 

星野さんは元中学校の教諭。クラブ活動の最中に怪我をし、手足の自由が奪われる。筆を口にくわえて不自由な体で命を吹き込んで描いた詩画集。

 

ただ単にポジティブな言葉がならんでいるわけではなく、悲しみや辛さを分かち合い、一緒にがんばってみようと思える詩が多いのが特長。

 

人生に疲れて、何か心を癒してくれる言葉を探し求めている方にオススメの本。

 

この本に限らず、たくさんの詩集があるため、自分にぴったりくる本を探してみみるのもいいかもしれません。

 

 

 

◆『イラッとしない思考術 「怒りの感情」が“スッ”と消える』/安藤俊介(KKベストセラーズ) 

「怒りの感情」をスッと消す、イライラしない思考術

 

  

日本アンガーマネジメント協会の代表理事の著書。

 

「職場」「家庭」「自分」「環境」と、シチュエーション別の構成。

 

内容はさほど難しくなく、どこからでも読めるような読み手にやさしい本になっています。

 

「最近イライラすることがおおくなってきた」「怒りの感情が抑えられない」など、職場や家庭で怒りの行き場に困っている方は、そんな自分を責めず、イライラを落ち着かせたり、イライラしないための具体的な方法を、このような本からぜひ学んでみてください。

 

 

 


オススメ◆『自分を傷つけずにはいられない』/松本俊彦(講談社)

 

臨床経験を経て伝えたかった、「自傷する人」に向けた本

 

 

1部 自分を傷つける生き方を理解する

2部 自分を傷つける生き方から回復する

 

自傷を免れる具体的な対処法や、精神科医の選び方など、自傷から回復するヒントが、いろんな角度から紹介されています。

 

また、自傷する人の陥っている状況や、なぜそうしてしまうのかという理由が、とてもリアルに語られています。

 

ご本人に向けた内容ももちろんありますが、自傷する人の家族や支援者の方にも、ぜひ見てほしい一冊です。

 

 

 

◆『心の休ませ方 「つらい時」をやり過ごす心理学』/加藤諦三(PHP文庫) 

目を伏せてきた自分の弱さや、歩んできた人生と、真正面から向き合う本 

 

 

・なぜ他人に迎合して生きるのか

・なぜ生きることに疲れるのか

・なぜ不幸にしがみつくのか

  

タイトルが「心の休ませ方」となっていますが、この本は、ほぼうつ病を抱えている方に向けたメッセージです。

 

なかなか歯切れのよい口調で切り込んでこられるため、メンタルが落ちている時にはちょっとツラいかもしれません。

 

うつ病などの症状が比較的軽い時や、人生について見直したい時にオススメです。

 

 

 

◆『「悲しむのは、悪いことじゃない』/香山リカ(筑摩書房)

 

「喪失と悲しみ」の乗り越え方について書かれた本

  

 

精神科医の香山リカさんが、3.11の震災1年後に出版した書籍。

 

香山さんが精神科医として接してきた、心の病を抱える患者さんの中に見出した、「乗り越えられない喪失や悲しみ」。

 

大切な人を失った時に自動的に動き出すプログラム「喪の仕事」。

 

悲しみを乗り越えていくプロセスを解説しながら、喪失や悲しみの乗り越え方について書かれています。

 

大切な人を亡くし、ふさぎ込んでいる方、ちょっと前向きに動いてみようと思っている方にオススメ。

 

 

 


◆『ちょっと今から仕事やめてくる』/北川恵海(KADOKAWA)

 

仕事を辞めたいけど辞めれない、そんな方に届けたい小説

 

 

ブラック企業に勤めている主人公(隆)が過労で心身ともに力を使い果たし、自殺を図ろうとする。

 

その時、元同級生の「ヤマモト」と名乗る男が現れ、主人公を危機一髪から救う。

 

これを機会に、「ヤマモト」との交流が深まり、隆も仕事を辞める決意を固めることになる。

 

仕事が死ぬほど辛いという方は、ぜひ読んで欲しい一冊です。

 

ライトノベルという軽小説の分類に入るため、老若男女問わず読める小説だと思います。

 

 

 

◆『「死ぬくらいなら会社やめれば」ができない理由(ワケ)』/汐街コナ,ゆうきゆう(あさ出版)

死ぬほどつらいのに会社を辞めれない人へ向けた漫画

 

 

デザイナー時代に過労自殺しかけた著者と精神科医の監修のもと作成された共著。

 

また、Twitterで多くの共感を得た話題の一冊です。

 

会社が辛くて死ぬくらいなら、辞める方法もある。そして正解はもっと広いんだということを伝えてくれる。

 

漫画のため、非常に読みやすいです。

 

仕事が死にたいくらい辛い、そう思っている方にぜひ見ていただきたい本です。

 

 

 

NEW◆久賀谷亮『脳疲労が消える 最高の休息法』/ダイヤモンド社

 

最新の脳科学にもとづいた「脳の休息法」

 

 

前著『世界のエリートがやっている最高の休息法』のエッセンス版。実戦用のCD音源も付属しています

  

具体的にいうと、マインドフルネス(評価や判断を加えずに、“いまここ”の経験に対して能動的に注意を向けること)をもちいた7つの科学的メソッドが紹介されています。

 

集中力を高めたり脳疲労を抑制したり脳の構造自体を高パフォーマンスに変えたりできる現代科学が裏づけた最高の休息法。

 

マインドフルネスは、マイナス思考に陥りやすいうつ病の症状にも効果的です。

 

特に何もしていないのに、いつも頭が疲れているこれからのことでいつも頭の中が不安でいっぱいだこうしておけばよかったと、過去の失敗を悔やむことがおおい、そんな方に、おすすめしたい一冊です。

 

 

 


◆『気持ちを整理すると「いいこと」がいっぱい起こる!』/植西聰(三笠書房)

気持ちを整理し、「いいこと」を引き寄せる本

 

 

「心を掃除する方法」「ポジティブに変わる習慣」「困った人に振り回されないコツ」「心が楽になる心理セラピー」など、心理カウンセラーによる63個のメソッドが書かれています。

 

140ページほどの、比較的コンパクトな本です。

 

また、カラーのイラストが全ページに入っているので、文字が苦手だという方はとても読みやすい本と言えるかもしれません。

 

うつ病などの症状が比較的軽い時や、回復期にオススメです。

 

 

 


③精神科治療

◆『精神科医はくすりを出すときこう考える』/仙波純一(日本評論社)

 

精神科治療における、薬物療法の意味について語られた本

 

 

一般の人に向けた言葉で書かれているとはいえ、内容は少し硬めで、ちょっと読むのはしんどいかもしれません。

 

処方されている薬に不安がある、薬の有用性に興味がある、そのように本格的に知りたい方にはオススメですが、筆者の意見も含まれるため、精神科医の総意とは捉えないほうがいいでしょう。

 

精神科医の主治医に疑問を感じている方は、こういった本を読んでみると、相互理解にはつながるかもしれません。

 

 

 

◆『やさしいフォーカシングー自分でできるこころの処方』/アン・ワイザー・コーネル(コスモス・ライブラリー)

「フォーシング」という心理療法を自分でできるよう解説した本

 

 

世界一のフォーカシング・トレーナー著者。

 

何を悩んでいるのかわからずモヤモヤしている、そんな自分の中の“感じ”と対話するフォーシングという心理療法を、自分でできるようにした本。

 

苦痛の種が見つからず苦しんでいる方には、ぜひ試していただきたいテクニックです。

 

考えることが苦手、もしくはそのような心理状態にない方には、自分の心や感覚に働きかける心理療法のため、オススメです。

 

 

 

◆『「どうせうまくいかない」が「なんだかうまくいきそう」に変わる本』/杉山崇(永岡書店)

臨床心理士によるネガティブ思考とのうまい付き合い方を紹介した本

 

 

ネガティブ思考に陥りやすい方が、なんとかなりそうと意識が変わる手法が紹介。

 

認知行動療法を取り入れたワークが多数紹介されているため、自分にあったものが見つかるかもしれません。

 

漫画やイラストがたくさん入っているため、非常に読みやすい本と言えるでしょう。

 

ネガティブ思考の方も、認知行動療法に興味がある方にも、オススメの一冊です。

 

 

 


オススメ◆『こころが晴れるノート うつと不安の認知療法自習帳』/大野裕(創元社)

認知療法」を使ったうつと不安を克服する自習帳

 

 

人間関係などの問題解決法が紹介されており、記述できるようノート形式になっている。

 

著者は、認知医療法の日本における第一人者でもある精神科医の大野裕氏。

  

一時期、流行った本で、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

認知療法は書くこと作業が発生するため、ざっくりとした説明を受けた認知療法は、一人で行うと挫折しやすい。

 

このように自習帳になっており、また丁寧にやり方などの解説があるものであれば、継続しやすいのではないでしょうか。

 

うつ病の初期や回復期で、認知療法を自分で試してみたいという方にオススメ一冊です。

 

 

 

◆『マンガでわかりやすい うつ病の認知行動療法』/監修:大野裕 漫画:今谷鉄柱(きずな出版)

認知行動療法を解説したマンガ

 

 

 

CA(キャビンアテンダント)になって4年目を迎える一人の女性が、仕事の悩みからストレスを抱え、先輩から教えてもらった認知行動療法を自ら実践して

問題解決するストーリー。

 

監修は、認知療法の自習帳『こころが晴れるノート』(創元社)を出版した精神科医の大野裕氏。

 

 

認知行動療法で実際に使用される「週間活動記録表」「コラム表」なども紹介されています。

うつ病の闘病から克服までの体験談をマンガにしたものはたくさん出版されていますが、認知行動療法だけをマンガで解説した本は珍しいと思います。

 

最近自分の症状が気になる、認知行動療法自体に興味がある方は、ぜひ手に取ってみてください。

  

 

 


④人生・自己啓発

◆『うまくいっている人の考え方 完全版』/ジェリー・ミンチントン(ディスカバー・トゥエンティワン) 

「自尊心を高めるための100個の方法」が書かれた本 

 

 

「自尊心」の研究をしているアメリカの著述家、ジェリー・ミンチントンのロング&ミリオンセラー書籍。

 

自尊心」とは、自分の人格や能力に幸せを感じる気持ち」のこと。

  

新書サイズで軽く、常に持ち歩いても負担にならない本といえるのではないでしょうか。

 

細かくテーマごとに分かれており、また平易は言葉で書かれているため、とても読みやすいと思います。

 

うつ病などで自尊心が失われてしまった方全般にオススメする一冊です。

 

 

 

◆『人生の「お荷物」を捨てる方法』/ひろ さちや(青春出版社)

 

抱え込んでしまった人生の「荷物」をおろすための本

 

 

目次には、衝撃的な言葉がならびます。

 

【世の中の役に立たなくていい】

【生きたいように生きればいい】

【すべて「自分の都合」でいい】

 

著者は仏教に影響を受けているようですが、宗教色はほぼありません。

 

本当に人生の荷物を捨ててくれるような、そんな期待感を抱かせてくれます。

 

うつ病などで、どうしたらよいかわからず、自分の人生が身動き取れなくなっている方にオススメ。

 

難解な本ではありませんが、通常の読書力は必要のため、症状が軽いときにぜひご覧ください。

 

 

 

オススメ◆『人生を半分あきらめて生きる』/諸富祥彦(幻冬舎)

 

苦しみを抱えながら、「生きしのいでいく」ための具体的な方法が書かれた本

 

 

少し哲学的な発想がありますが、生きるとは、小さな「あきらめ」を積み重ねていくことであり、「あきらめること」を受け入れることによって心の充足感が得られると言います。

 

この本は、すべてとおして読むことにより、一種のカウンセリング効果が得られます。

 

手を抜けない、真面目な方は、今の状況であきらめるなんてできない、とお思いになっている方は、読み終わったときには、もしかしたら「手を抜いてもいいんだ」「あきらめてもいいんだ」と思える自分に出会えているかもしれません。

 

なんでも真面目にやらないと気がすまず苦しんでいる方にはオススメ。

 

抽象的な表現が多く頭を使うため、症状が軽度、回復期に読むといいでしょう。

 

 

 


◆『日日是好日ー「お茶」が教えてくれた15のしあわせー』/森下典子(新潮社)

森下典子さんがお茶の教室から教わった幸せを綴った小説

 

 

天候にあわせて道具や手順が変わり、作法の細かさは想像を絶する。そして日々、新しい学びの連続のため、常にゼロからの出発を余儀なくされるお茶の世界。

 

見えるもの、聞こえるもの、味わえるもの、触れるもの、感じるもの、そのすべてが、本の中の世界観と一体化したかのように、一つひとつ五感に伝わってきます。

 

現実の世界から離れて、すべての束縛から解放されたいと思っている方にオススメ。

 

ボリュームもちょうどいい240ページの小説です。10ページごとに章立てされているのと、1ページ1ページに、目に優しい余白が設けられています。

 

うつ病で文字が読みたくないという方でも、少しずつこの世界観を味わえるのではないでしょうか。

 

 

 

オススメ◆『ライフ・レッスン』/エリザベス・キューブラー・ロス(角川書店)

死にゆく人々から学んだ、「15のライフレッスン」が綴られた本

 

 

ほんものの自己、愛、人間関係、喪失、力、罪悪感、時間、恐れ、怒り、遊び、忍耐、明け渡し、許し、幸福、最終レッスン。

 

幾多の死に向き合った、ターミナルケア(終末期医療)の先駆者、アメリカの精神科医、エリザベス・キューブラー・ロスの書籍。

 

春のそよ風にくるまれるような優しい表現。また、「人生を大切に生きろ」と力強く背中を押す言葉たち。

 

人生の折々に支えてくれるような、至極の一冊です。

 

しっかり字の詰まった本であるため、ある程度の読書力は必要。

 

人生とは何か、自分の生き方とは何か、一度深く向き合ってみたい方にオススメです。

 

 

 

◆『それでも僕は夢を見る』/水野敬也,鉄拳(文響社)

 

夢を捨てた主人公が臨終に夢を叶えるという紙芝居形式のストーリー

 

 

ミリオンセラー『夢をかなえるゾウ』の水野敬也さんと、お笑い芸人の鉄拳さんとの共作。

 

水野さんの文に、鉄拳さんのパラパラ漫画のようなイラストが見事なハーモニーを奏でます。

 

ひとつ一つの言葉やイラストが、心に優しく染みわたってきます。

 

文字量も少なくパラパラ漫画に近いので、視覚的に読み進められます。約10分ほどで読み終えることができるでしょう。

 

本当に追い詰められてすべてを投げ出そうと思っている方に、ぜひ一度ご覧いただきたい作品です。

 

 

 


◆『幸せの見つけ方』/高橋伸忠(PHP研究所)

 

悲しみを癒し、限りある人生を楽しむヒントが書かれた本

 

 

具体的には、「生、老、病、死」の4つの苦しみの乗り越え方。

 

静岡県富士見市の富士リハビリ病院院長

による悩める患者さんたちと真摯に向き合ってきた著者が導き出した「人生の真理」。

 

辛い時ほど、内に閉じこもらず、体を動かそうと著者はいいます。

 

人生に疲れた、苦しみから解放されたい、そんな方にオススメの一冊。

 

症状が軽い方や、回復期の時に読むといいでしょう。

 

 

 

◆『「私らしさ」のつくりかた』/猪熊真理子(サンクチュアリ出版)

 

「私らしさ」を表現できる場を考えていく本

 

 

著名な本にはない、著者自身の体験談にもとづいた独特な視点と表現で書かれています。

 

著者が女性ということもあり、女性ならではの視点もたくさんある。

 

精神的に辛い時期を乗り越えた上で起業された、そんな著者の生き方にも影響を受けるかもしれません。

 

うつ病気克服にむけて、仕事など、これから新しいことをはじめようと思っている方(特に女性)には、とても励みになる本ではないかと思います。

 

 

 


⑤人間関係・仕事術

◆『顔ニモマケズ』/水野敬也(文響社)

 

外見に悩む9人に取材して得た、幸せに生きるための極意が書かれた本

 

 

ミリオンセラー『夢をかなえるゾウ』の水野敬也さんの書籍。

 

インタビュー形式のため、頭をそれほど使うことなく、テンポよく読める。

 

外見の悩みを克服し、自分の居場所を見つけた方々の話だが、どんな悩みにも共通する大事な要素が書かれている。

 

自分の偏った見方から脱却する認知療法にも使える本。

 

難しい本を読むことができない方でも、負担なく自分の悩みを克服するヒントが見つけられる本です。

 

 

 

◆『やっかいな人に振り回されないための心理学』/齊藤勇(宝島社)

 

迷惑人に対抗するための心理テクニックが書かれた本

 

 

職場、友人、身内、気のない男、取引先の5つのシーン。

 

イラストが入っており、比較的読みやすい本。

 

タイトルは少し直接的な表現だが、攻撃的な内容ではなく、自分を守る方法が書かれている。

 

うつ病を抱えながら仕事をされている方や、いつも人間関係で精神疾患を患い退職されている方には、ぜひ読んでほしい一冊です。

 

 

 

オススメ◆『アサーション入門─自分も相手も大切にする自己表現法』/平木典子(講談社現代新書)

いいたいことがうまく言えない方に向けた、コミュニケーション術の本

 

 

「アサーション」とは、自分も相手も大切にする自己表現法のこと。

 

著者の平木さんは、日本ではじめて「アサーション」を広めた人物。平木さんは、このほかにも、「アサーション」関連の本をおおく出されています。これは、入門書にあたる本になります。

 

アサーションは通常のコミュニケーションとは違い、自分の気持ちを表現したとしても、必ずしも自分の思い通りの反応が返ってくるとは限らないという前提に立ちます。

 

自己表現が苦手、相手の反応が気になるという方に、おすすめのコミュニケーション術です。

 

 

 


オススメ◆『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣』/和田秀樹大和書房)

あれこれ考えてなかなか実行できない人向けた9つの習慣をまとめた本

 

 

精神科医であり、映画監督でもある著者は、数々の書籍を出している。

 

なかなか行動に移せないうつ病の時こそ読んでほしい一冊。

 

非常に納得性が高く、かつ前向きな思考に切り替わる、強い力を持った本。

 

物の見方が偏り、どうしても今の状況を脱することができない人にオススメの一冊です。

 

 

 

◆『トヨタの片づけ』/㈱OJTソリューションズKADOKAWA)

 

仕事の効率が上がるトヨタ式の片づけノウハウ本

 

 

トヨタとリクルートグループによって設立されたコンサルティング会社による、おもにデスクまわりの整理整頓術。

 

俗人的な能力に偏った能率法ではなく、仕組みで仕事の効率を上げる片付け法。

 

やることが多く生理ができない、何から手をつけてよいかわからない、そんな方にオススメです。

 

人間工学にもとづいた片付け術のため、非常に納得性が高く、かつ維持しやすい。

 

うつ病などで頭が働かない時でも、このような整頓術で身の回りのものが整理できてくると、余計な情報で頭が混乱しないため、集中力が高まる。

 

うつ病を抱えながら仕事をしている方や、復職する方にはぜひ一度手にしてほしい一冊です。